【メジャーを振り返る】2017 全米プロゴルフ選手権 初日




松山英樹は15位発進 首位にオルセンとキスナー

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◇海外メジャー◇全米プロゴルフ選手権 初日(10日)◇クエイルホロークラブ(ノースカロライナ州)◇7600yd(パー71)
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2017年のメジャー最終戦が、雨予報を覆して晴天のもとで開幕。前週「WGCブリヂストン招待」を制し、日本人史上初のメジャータイトル獲得の期待がかかる松山英樹は6バーディ、5ボギーの「70」で回り、1アンダーとして首位に3打差の15位タイでスタートした。

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4アンダーのトップタイで並んだのは午前中にプレーしたトービヨン・オルセン(デンマーク)と、午後スタートで最終18番をバーディで締めくくったケビン・キスナー。

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1打差の3位タイに今年の「全米オープン」覇者のブルックス・ケプカのほか、地元ノースカロライナ州出身のグレイソン・マレー、ゲーリー・ウッドランド、クリス・ストラウド、D.A.ポインツがつけた。世界ランキング1位のダスティン・ジョンソンは松山、ジェイソン・デイ(オーストラリア)、ジョン・ラーム(スペイン)らと同じく15位タイにいる。

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そのほかの日本勢は谷原秀人と小平智が「71」でイーブンパー25位タイ。池田勇太は1オーバー33位タイと出場4選手がみな予選通過圏内で発進した。

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ロリー・マキロイ(北アイルランド)は後半に崩れ、池田のほか史上最年少でのキャリアグランドスラムを狙うジョーダン・スピースと並び1オーバー33位タイ。前年度大会を制したジミー・ウォーカーは10オーバー144位タイと大きく出遅れた。

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3連続ボギー→3連続バーディ締め 松山英樹「よく戻せた」

日本人史上初のメジャー制覇を狙う松山英樹は6バーディ、5ボギーの「70」で回り、1アンダーの15位タイで発進した。後半インで3連続ボギーを喫したものの、3連続バーディを奪う締めくくり。メジャー今季最終戦は首位に3打差で滑り出した。

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「前半の感じだったら、もう少し伸ばしたかったですけど、後半の感じなら、よく戻せたなと思う」。パーオンを逃したのはわずか4ホールと、内容は不満とはいえ相変わらずのショット精度の高さを誇った。ロングパットを2度決めても計31パットの数字の上下が、残り3日間の行方を左右しそうではある。

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3連続ボギー→3連続バーディ締め 松山英樹「よく戻せた」