2016-2017 フェニックスオープン2日目
松山英樹が1差3位で決勝へ 石川遼は今季2度目の予選落ち
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◇米国男子◇ウェイストマネジメント フェニックスオープン 2日目◇TPCスコッツデール(アリゾナ州)◇7266yd(パー71)
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連覇に向け、初日2位の好スタートを切った松山英樹が4バーディ、1ボギーの「68」でプレーして、通算9アンダーとし、初日首位のマット・クーチャーやマーティン・レアード(スコットランド)らと並び、トップと1打差の3位グループで大会を折り返した。
通算10アンダー首位に、ツアー未勝利のアン・ビョンフン(韓国)と2勝を挙げているブレンダン・スティールの2人。昨年、松山とのプレーオフで死闘を演じたリッキー・ファウラーが、通算7アンダー7位につけた。
大歓声の中、16Hティーグラウンドでティーショットに臨む松山選手
松山は、3番(パー5)で2m強を決めてバーディを先行すると、11番でも2m強を入れてスコアを伸ばす。15番(パー5)では、3打目を1m強につけてバーディ。332ydの17番では、ティショットでグリーン近くまで運び5mを沈めて4つ目のバーディ。しかし、2打目をグリーンサイドのバンカーに入れた18番をボギーとした。
3アンダー17位から出た石川遼は2バーディ、5ボギーの「74」とスコアを落として、通算イーブンパー。カットラインに1打及ばず、今季2度目の予選落ちを喫した。
首筋に違和感も…松山英樹は連覇へ「普通にやればチャンス」
6アンダーの2位から出た松山英樹は4バーディ、1ボギーの「68」で回り、通算9アンダーとして3位タイで2日目を終えた。順位は後退したが、首位のアン・ビョンフン(韓国)、ブレンダン・スティールには1打差。大会連覇への望みを膨らませて決勝ラウンドに進出した。
日本勢初の同一大会連覇、そして丸山茂樹と自身の最多勝利記録を更新する米ツアー4勝目は十分に手の届くところ。「普通にやればチャンスはある。無理をせずにやりたい」。