2015-2016 ザ・プレーヤーズ選手権初日
目次
世界ランク1位のデイが9バーディ首位発進 松山英樹は23位
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◇米国男子◇ザ・プレーヤーズ選手権 初日◇TPCソーグラス(フロリダ州)◇7215yd(パー72)
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4大メジャーに次ぐ米国ツアーの“第5のメジャー”が開幕。9バーディ、ノーボギーで「63」のコースレコードタイスコアをマークしたジェイソン・デイ(オーストラリア)が、9アンダーで絶好の単独首位スタートを切った。
デイは18ホール中15ホールでパーオンに成功し、トータル24パット。前年大会は2日目に「81」を叩いて予選落ちした。「去年よりもずっとうまくプレーできたね」と思わず笑顔。「ショットも良かったけれど、グリーンに乗ればパットがぜんぶ入りそうな気がした」というほどの出来だった。
同大会を世界ランキングトップに立つ選手が制したのは、母国の英雄グレッグ・ノーマンが優勝した1994年大会と、タイガー・ウッズが勝った2001年、13年大会の3例しかない。
デイのほか、風が穏やかだった午前中にスタートした選手を中心にバーディ合戦が繰り広げられ、2打差の7アンダー2位にキャメロン・トリンゲール、シェーン・ローリー(アイルランド)、ジャスティン・ローズ(イングランド)、ビル・ハース、ブレンダン・スティールの5人。アーニー・エルス(南アフリカ)、ブルックス・ケプカら6人が6アンダー7位タイで並んだ。
日本勢でただひとり出場の松山英樹はダブルボギーを2つ叩いたが、8バーディを奪って「68」。4アンダーの23位タイで滑り出した。
メジャー初優勝を遂げた4月の「マスターズ」以来の出場となったダニー・ウィレット(イングランド)は2アンダーの41位タイ。世界ランク2位のジョーダン・スピース、同3位のロリー・マキロイ(北アイルランド)、大会連覇がかかるリッキー・ファウラーはイーブンパーの83位タイと出遅れた。
2ダボも4アンダー発進 松山英樹が誇るツアーナンバー1の数字とは?
米国男子ツアーで“第5のメジャー”の異名を持つ「ザ・プレーヤーズ選手権」が12日、フロリダ州のTPCソーグラスで開幕した。松山英樹は中盤に2つのダブルボギーを叩きながら、バーディを8つ量産し「68」。4アンダーの23位タイと出遅れを免れた。
今季1ラウンドあたりのバーディ率4.70はツアーで3位。バウンスバック率(ボギー以上を叩いたホールの直後のホールをバーディ以下で上がる確率)29.35%は、全体のトップに君臨する。技術的な修正能力、悪い流れを寸断する精神力の高さが表れた記録だ。
とはいえ本人は、そんな細やかな数字は一瞥して済ますはず。「8バーディを獲っても、トップの人(デイ)は9バーディですから。(自分のスコアは)気にしないです」。
2ダボも4アンダー発進 松山英樹が誇るツアーナンバー1の数字とは?
松山英樹が新パターを実戦テスト 5ラウンドで3機種目
実は3年前に作ってもらい手に入れたスコッティキャメロンパター
松山が大型ヘッドを試合で使用するのは極めて珍しいが、この日は18ホールで24パットと上々の出来。「結果的に入って良かった。パター(ヘッド)を替えたおかげか分からないですけど、グリップを替えたことも大きいかなと思います。練習ラウンドで使ってみて、エース(パター)よりも不安なく打てたので、変えてみようと思った」と話した。
パタータイプとしてはスコッティキャメロン セレクトKombi(コンビ)タイプのセンターシャフトウェルドネックといったところでしょうか。もちろんツアータイプでしょうし3ドットもブラックドットになっていますしヘッド全体もブラックミスとの様な仕上げにしていますネ♪
松山英樹選手とレックス倉本さんの大会前インタビューです。