2015-2016 全米プロゴルフ選手権 初日
ジミー・ウォーカーが首位発進 松山は4打差21位
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◇海外メジャー◇全米プロゴルフ選手権 初日◇バルタスロールGC(ニュージャージー州)◇7428yd(パー70)
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今季のメジャー最終戦が開幕。初日に首位に立ったのは、6バーディ、1ボギーの5アンダー「65」で回ったジミー・ウォーカー。4アンダーの2位にエミリアーノ・グリージョ(アルゼンチン)、ロス・フィッシャー(イングランド)、マルティン・カイマー(ドイツ)の3選手が続いた。
日本勢は、松山英樹が1アンダー21位で最上位。池田勇太はイーブンパー36位、谷原秀人は1オーバー55位。2日目以降のプレーでは、そろって上位進出を狙える位置だ。156人が出場する今大会は、上位70位タイまでの選手が決勝ラウンドへ進出できる。
ほかの注目選手たちの状況はさまざまだ。「全英オープン」を制したヘンリック・ステンソン(スウェーデン)は3アンダー5位、ディフェンディングチャンピオンで世界ランク1位のジェイソン・デイ(オーストラリア)は2アンダー9位と上々の滑り出し。
ジョーダン・スピースとアダム・スコット(オーストラリア)はイーブンパー36位、ダニー・ウィレット(イングランド)は1オーバー55位、ロリー・マキロイ(北アイルランド)は4オーバー120位、ダスティン・ジョンソンは、7オーバー143位。アンダーパーを記録した35選手のうち、25選手が天候の穏やかだった午前組で回ったとあって、ビッグネームたちにとっても波乱に満ちた初日となった。
マッスルバックかキャビティか?松山英樹「気分転換」の本音を探る
ニュージャージー州のバルタスロールGCで開幕した今季海外メジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」の初日、松山英樹は3バーディ、2ボギーの「69」(パー70)で回って1アンダー、21位発進。「まあ、良かったんじゃないですか」と、納得と不満が入り混じった表情で宙をにらんだ。
振り返れば、松山は3月の「アーノルド・パーマー招待」で4I、翌週の「WGCデルマッチプレー」では4Iと5I、さらに1週挟んだ「マスターズ」では4Iを、キャビティタイプのスリクソン Z745に変えている(その他のアイアンはマッスルバックのZ945)。それを3週間の休みを挟んだ5月の「ウェルズファーゴ選手権」で、4I~PWまでごっそりと新しいキャビティタイプのZ765に変えたのだ。
マッスルバックかキャビティか?松山英樹「気分転換」の本音を探る