2017 マスターズ初日
ホフマンが「65」で4打差トップ 池田が日本勢最高26位、松山、谷原54位
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◇メジャー第1戦◇マスターズ 初日(6日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)◇7435ヤード(パー72)
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米国ツアー4勝で40歳のチャーリー・ホフマンが9バーディ、2ボギー「65」でプレーして7アンダーで首位発進した。毎秒12mに達した強風の中で、初日の平均スコアは「74.9786」。後半14番から4連続バーディを奪うなど、ホフマンは異次元のプレーで後続に4打差をつけた。
3アンダー2位に続くのはウィリアム・マクガート。世界主要ツアーで30勝以上を挙げながら、メジャー未勝利のリー・ウェストウッド(イングランド)が2アンダー3位。フィル・ミケルソン、セルヒオ・ガルシア(スペイン)、ジャスティン・ローズ(イングランド)ら8選手が1アンダー4位に並んだ。
日本勢最上位は、「74」で2オーバー26位とした池田勇太。初メジャータイトル奪取の期待の掛かる松山英樹は、1バーディ、3ボギー1ダブルボギーの「76」とし、谷原秀人らと並ぶ4オーバー54位と出遅れた。
その他、キャリアグランドスラム(4大メジャー全大会制覇)を狙う世界ランク2位のロリー・マキロイ(北アイルランド)はイーブンパー12位。2015年覇者のジョーダン・スピースは15番(パー5)での「9」が響き、3オーバー41位とした。
<主な上位成績>
1/-7/チャーリー・ホフマン
2/-3/ウィリアム・マクガート
3/-2/リー・ウェストウッド
4T/-1/フィル・ミケルソン、セルヒオ・ガルシア、ジャスティン・ローズ、ジェイソン・ダフナー、マシュー・フィッツパトリック、ラッセル・ヘンリー、ケビン・チャッペル、アンディ・サリバン
12T/0/ロリー・マキロイ、アーニー・エルス
26T/+2/池田勇太、ジェイソン・デイ
41T/+3/ジョーダン・スピース
54T/+4/松山英樹、谷原秀人
松山英樹の初日は…パーオン率2位もパット数が93人中91位
日本勢初のメジャー制覇を狙う松山英樹が出遅れた。1バーディ、3ボギー1ダブルボギー「76」で回り、4オーバー54位タイ。単独首位のチャーリー・ホフマンとは11打差と早々に巻き返しが必要になった。
決勝ラウンド進出は36ホール終了時点の50位タイまでか、首位と10打差以内が条件。2日目はいずれも予選カットラインの下からスタートする。「17番、18番のセカンドショットは良かったと思う」と、光明がないわけではない。「そういうショットをもっと打てるように。(差は)大きいですけど、良いプレーができればまだチャンスはある」。